WordPressプラグイン

【2016年】現在本当におすすめなWordPressプラグイン40選

WordPressには様々なプラグインが存在し、
自由に、かつ簡単に拡張できるのがWordPressの魅力の一つでもあります。

しかし、あまりにその数が多いため、目的のプラグインを探すのが大変だったり、
同じ機能のプラグインでもどれを入れたら良いのか分からないこともあるのではないでしょうか?

また、最近はWordPressのテーマが高機能になってきたため、
従来プラグインで導入していた機能がデフォルトで実装されてきているので、
導入する必要のないプラグインが多くなってきました。

そこで今回、2016年現在本当におすすめなプラグインを40個ご紹介します。

前半は多くのサイトで必要となるであろうプラグインを挙げていますが、
後半は便利だけど汎用性は若干低いプラグインです。

プラグインは入れいているだけで負荷がかかってしまうので、
きちんと機能を確かめて、自身のサイトに必要なプラグインだけを選びましょう。

ちなみに、今回紹介するプラグインは全て公式に登録されているプラグインなので、
WordPress管理画面のプラグイン検索から直接インストールすることができます。

1:大抵のサイトで必須or便利なプラグイン18選

1.1:Akismet

Akismet — WordPress Plugins

WordPressをインストールすると、デフォルトで導入されているプラグインの一つで、
スパムコメントを自動で判別して除外してくれます。

このプラグインを有効化して初期設定を済ませるだけで、
ほぼ100%のスパムコメントは排除されるため常に有効化しておきましょう。

Akismetの設定方法についてはこちら
WordPressスパムコメント対策プラグインAkismetのAPIキー取得・設定方法

1.2:All In One SEO Pack

All in One SEO Pack — WordPress Plugins

SEOに関するありとあらゆる機能が細かく設定できるプラグインです。

  • 特定の記事・固定ページ、カテゴリページ、タグページのnoindex設定
  • サイトトップページや各ページのtitle・meta description・meta keywordタグの設定
  • Google Analytics、Google Search Consoleのコードの簡易設置
  • SitemapXMLの生成

などなど、アップデートに伴って機能もどんどん充実していっています。

1.3:Google XML Sitemaps

Google XML Sitemaps — WordPress Plugins

SitemapXMLについて細かい設定ができますが、
有効化するだけでもSitemapXMLが自動で生成されます。

ただ、All In One SEO Pack でSitemapXMLは生成できるので、
既にAll In One SEO Pack を導入しているなら不要です。

1.4:BackWPup

BackWPup Free – WordPress Backup Plugin — WordPress Plugins

サイトのデータをバックアップすることができ、
設定をすれば定期的に自動でバックアップもしてくれるプラグインです。

  • WordPressの各種設定や画像を格納したファイルデータ
  • 投稿記事などのコンテンツを記録したデータベース

WordPressにおいて重要なデータは以上の2つがあるのですが、
BackWPupは、この2種類のデータをバックアップしてくれます。

WordPressのデータが破損した時や、
セキュリティホールを狙われ、データの改竄が行われた時でも、
バックアップを取っておけばすぐに復元できるので安心です。

バックアッププラグインは他にも色々ありますが、
最も多く使われており利便性が良いと思われます。

BackWPupの使い方についてはこちらをご覧ください。
WordPressのバックアッププラグインBackWPupの設定と復元方法

1.5:Contact Form 7

Contact Form 7 — WordPress Plugins

お問い合わせフォームを簡単に生成できるプラグインです。

チェックボックスやラジオボタンも使えるため、
アンケートなどにも使えて汎用性は非常に高いです。

1.6:Contact Form DB

Contact Form DB — WordPress Plugins

Contact Form 7 は非常に便利なプラグインですが、
お問い合わせの内容が設定したアドレスに送られてくるメールでしか確認できず、
データも残らないのが欠点です。

このContact Form DBを有効にしておくと、
Contact Form 7 のお問い合わせの内容が管理画面から確認でき、データも残るので、
Contact Form 7 と一緒にインストールしておくのをオススメします。

1.7:Contact Form 7 add confirm

Contact Form 7 add confirm — WordPress Plugins

Contact Form 7 で作成した問い合わせフォームに確認画面を挟むことが出来るプラグインです。

本来Contact Form 7 には確認画面がなく、
メッセージを書き込んでボタンを押したらすぐに送信されます。

そのため入力間違いなどが多くなるので、
一旦確認画面を挟むことで誤送信を減らすことが出来ます。

1.8:WordPress Ping Optimizer

WordPress Ping Optimizer — WordPress Plugins

記事を投稿する際に送信されるPingを最適化するプラグインです。

特にWordPressのデフォルト設定では、
記事を修正した時でもその都度Pingが送信されてしまい、
あまり好ましくないので是非導入しておきましょう。

1.9:WordPress Popular Posts

WordPress Popular Posts — WordPress Plugins

サイドバーやフッターなどウィジェットに人気記事一覧を表示できるプラグインです。

基本、PV数の多い順番に記事を表示させますが、
期間を変更できたり、コメントの多い順に変更できたり細かい設定も簡単に変更できます。

また、カスタマイズ例もネット上に豊富にあるので、
凝ったデザインにするのも容易です。

サイトの回遊率UPに役立ちますが、
他にもPV数も表示できるので、サイトの権威性を示すために活用するという手もあります。

1.10:Simple Custom CSS

Simple Custom CSS — WordPress Plugins

テーマのCSSを直接いじらなくても、CSSを追加・上書きできるプラグインです。

本来テーマを直接いじっていたら、テーマの変更・アップデートでその内容が失われるので、
その影響を受けないというメリットが有ります。

また、余計な機能がなく、シンプルで使いやすいのもポイントです。

1.11:PubSubHubbub(PuSHPress)

PubSubHubbub — WordPress Plugins

特定のURLの存在をGoogleに通知して迅速にインデックスしてもらうシステムのことを
「PubSubHubbub」と言います。

そして、そのシステムをWordPressに導入するためのプラグイン『PubSubHubbub』です。

早くインデックスしてもらうことで、
万が一コンテンツがコピーされた場合でも、
こちらが重複コンテンツとして不当な低評価を受けないで済みます。

インストールして有効化しておくだけでいいので、
是非導入しましょう。

また、『PuSHPress』というプラグインもほぼ同様の機能があるので、
どちらか一つをインストールしておくといいでしょう。

1.12:PS Auto Sitemap

PS Auto Sitemap — WordPress Plugins

サイトマップを自動で生成してくれるプラグインです。

細かい設定ができたり、デザインも色々選べるので、非常に便利です。

サイトの構造を視覚的にユーザーに示すことができ、
回遊率向上につながります。

1.13:Category Order

Category Order — WordPress Plugins

ウィジェットの『カテゴリ』を任意に並び替えることが出来るプラグインです。

他にもカテゴリを並び替えることが出来るプラグインはありますが、
PS Auto Sitemapの並びも対応して並び替えることが出来るのは、
調べた限りCategory Order だけです。

1.14:Broken Link Checker

Broken Link Checker — WordPress Plugins

サイト内に貼ったリンクを自動でチェックして、
リンク切れをメールにて知らせてくれる
プラグインです。

貼ったリンクのURL表記ミス、外部サイトの閉鎖やURL変更などを知ることが出来ます。

1.15:No Self Pings

No Self Pings — WordPress Plugins

内部リンクを貼った際、セルフピンバックしてしまうのを防いでくれるプラグインです。

デフォルトの状態だと内部リンクを貼る度に通知が来てしまうので、
インストールして有効化するだけで防げるこのプラグインはおすすめです。

1.16:AddQuicktag

AddQuicktag — WordPress Plugins

WordPressのテキストエディタに搭載されている
文字装飾タグやリンクなどのボタンを自在にカスタマイズする
プラグインです。

デフォルトの使わないボタンを消したり、
オリジナルのCSSでデザインしたタグをボタン一つで使うことが出来ます。

WordPress管理画面のテキストエディタから記事を投稿している場合は必須のプラグインです。

1.17:TinyMCE Advanced

TinyMCE Advanced — WordPress Plugins

AddQuicktagテキストエディタの利便性を向上させるためのプラグインだったのに対し、
TinyMCE Advancedビジュアルエディタのボタンをカスタマイズして利便性を向上させるプラグインです。

特に、ビジュアルエディタはデフォルトでは、
表の挿入やYouTubeコードの挿入、画像の上下左右の余白設定ができず、使い勝手は良くありません。

使いやすいようにカスタマイズするためにも、
管理画面のビジュアルエディタを多用している場合は是非導入しましょう。

1.18:Multi Plugin Installer

Multi Plugin Installer — WordPress Plugins

複数のプラグインを一括でインストール&有効化できるプラグインです。

このプラグイン無しで何個もプラグインをインストールするとなると、
何度も画面遷移を繰り返さないといけず、かなり時間がかかるので、是非ご活用下さい。

2:サイトの高速表示におすすめのプラグイン5選

続いて、サイトを高速表示させるのに役立つプラグインを紹介します。

サイトの表示速度改善はSEO対策として効果的と言われていますが、
それだけではなく、ユーザーの精読率、アドセンスなど広告の視認率、
サーバーの負荷軽減のためにも積極的に取り組みたい項目です。

特に、サーバーの負荷は大きく変わってくるので、
サーバーダウンが心配なら必須です。

2.1:EWWW Image Optimizer

EWWW Image Optimizer — WordPress Plugins

サイトの画像を自動で圧縮してくれるプラグインです。

見た目はほぼ変化させずにファイルのサイズを小さくしてくれますし、
有効化しているだけで効果があるのでとても重宝します。

特に画像を多く使用するなら必須のプラグインです。

2.2:BJ Lazy Load

BJ Lazy Load — WordPress Plugins

通常、画像の読み込みはサイト表示時に順次行われますが、
これをスクロールで画面に画像が表示される時まで後回しにすることで、
サイト表示スピードが向上する
プラグインです。

他にもLazy Load 系のプラグインはありますが、
BJ Lazy Load は細かい設定もできるのでおすすめです。

テーマによっては相性が悪いものもあるかもしれないので、
色々試してみるのも良いと思います。

2.3:001 Prime Strategy Translate Accelerator

001 Prime Strategy Translate Accelerator — WordPress Plugins

日本語バージョンのWordPressはja.moファイルというものを翻訳することで、
サイトの日本語を表示しています。

この翻訳ファイルをキャッシュすることでサイトの高速表示に役立つのが、
この001 Prime Strategy Translate Acceleratorというプラグインです。

プラグインをインストールして有効化しておくだけでいいので、
特別な理由がない限り導入しておきましょう。

2.4:W3 Total Cache

W3 Total Cache — WordPress Plugins

サイトの高速化とは切っても切り離せないのがキャッシュですが、
W3 Total Cacheは、数あるキャッシュ系のプラグインの中でも最も高機能はプラグインです。

様々なキャッシュに対応しており、
CDNの設定まで出来、サーバーの負荷軽減に非常に効果的です。

ただし、その分設定が複雑であったり、
サーバーによっては不具合を起こすものもあるので(WPX)、
導入する際は慎重に行いましょう。

2.5:SNS Count Cache

SNS Count Cache — WordPress Plugins

SNSのカウント数を定期的に取得、保存することで、
ページ読み込みの際の負荷を減らし高速表示を可能にするプラグインです。

通常、公式のボタンを使うことでカウント数を表示させることが出来ますが、
表示にかなりの時間がかかってしまいます。

SNS数を表示して権威性を示したい場合にはおすすめのプラグインです。

3:サイトによっては役立つプラグイン15選

続いては、どんなサイトにでもオススメというわけではありませんが、
サイトによっては役に立つというプラグインを紹介します。

3.1:Page Builder by SiteOrigin

Page Builder by SiteOrigin — WordPress Plugins

投稿ページ、固定ページを直感的な操作でカラム分けしたり、
ウィジェットを使える
プラグインです。

「ここからここは1カラムでここからここは2カラムで~」という設定をしたり、
画像や広告を好きな所に配置できたりします。

ブログというよりも、サイトとして構築したい場合には重宝します。

3.2:Table of Contents Plus

Table of Contents Plus — WordPress Plugins

記事の見出しタグに対応した目次を自動で生成して、
任意の場所に表示させる
プラグインです。

毎回見出しを付けてしっかりとしたコンテンツを作成している場合におすすめです。

冒頭に表示しているだけで、
そのコンテンツの量をアピールする事ができます。

3.3:Auto Post Thumbnail

Auto Post Thumbnail — WordPress Plugins

記事に使った画像を自動でアイキャッチ(サムネイル)設定するプラグインです。

サムネイル画像は、SNSのシェアの時に表示されたり、
テーマやプラグインの設定で関連記事や人気記事を表示する際に使われたりします。

毎回冒頭にアイキャッチ画像を持ってくる場合は、
手動で設定する手間を減らせます。

3.4:FancyBox for WordPress

FancyBox for WordPress — WordPress Plugins

画像をクリックすると別窓表示のように、拡大画面が表示されるプラグインです。

拡大表示は見栄えがよく、画像の細かい部分も見やすくなるので、
サイトによってはユーザビリティ向上に効果があります。

3.5:Smooth Scroll Links

Smooth Scroll Links [SSL] — WordPress Plugins

有効にしておくだけで、
ページ内のリンクに飛ぶ時、自動でなめらかにスクロールするプラグインです。

通常は一気にページが飛び、どのように移動したか分からなため、
ページ内リンクを仕込む時には是非導入したいプラグインです。

ただし、他のプラグインで既にスムーススクロール機能が搭載されている場合は、
導入する必要はありません。例)Table of Contents Plus

3.6:Scroll To Top

Scroll to Top — WordPress Plugins

ページを読み進めていった際にページの上部に速やかに戻れるように、
クリックすると上部までスクロールするボタンを実装するプラグインです。

ただ、WordPressのテーマはデフォルトでこのボタンが実装されているものが増えているので、
現在のテーマで実装されていないことが確認できたら、是非導入して下さい。

3.7:TablePress

TablePress — WordPress Plugins

見栄えの良い表を簡単に作成するプラグインです。

通常HTMLで表を表示させるには、
かなり複雑になってきてごちゃごちゃしてしまうのですが、
これを使うと直感的に表を作成できるので表を作成する場合はおすすめです。

また、Excelデータをインポートする機能もついています。

3.8:Search Regex

Search Regex — WordPress Plugins

記事やコメントの特定の文字列を検索して特定の文字列へと、
一括で置換する
プラグインです。

記事内のアドセンスのタグを取り除いたり、
人の名前や固有名詞の間違いを修正したり、
見出しの番号の修正をしたり、複数の箇所を一括で修正したい場合に便利です。

使用する場面は限られていると思うので、
とりあえずこんな機能を使えるプラグインがあるということを頭に入れておきましょう。

3.9:Favicon Rotator

Favicon Rotator — WordPress Plugins

ブラウザのタブの部分やお気に入り(ブックマーク)に表示されるロゴ、
faviconが簡単に設置できるプラグインです。

サイトのブランディングになるので、
設置しておきましょう。

3.10:Standard Widget Extensions

Standard Widget Extensions — WordPress Plugins

スクロールと連動して、サイドバーを追尾させるプラグインです。

特にユーザーにアピールするコンテンツがある場合は活用するといいでしょう。

ただし、人によっては鬱陶しく感じますし、
アドセンスは追尾させるのは規約違反なので、気を付けましょう。

3.11:Redirection

Redirection — WordPress Plugins

301リダイレクトの設定を簡単に行うことが出来るプラグインです。

ドメイン変更や、パーマリンク変更の際に使うと良いでしょう。

3.12:Comment Image

Comment Image — WordPress Plugins

コメントフォームで画像を添付することが出来るプラグインです。

サイトのテーマによっては、
ユーザーとコミュニケーションを図るのに便利です。

3.13:Crayon Syntax Highlighter

Crayon Syntax Highlighter — WordPress Plugins

記事上でソースコードをエディタに表示されているかのように綺麗に表示するプラグインです。

様々な言語に対応しています。

HTMLやCSS、PHPなどの解説をするサイトや、
プログラミング言語を扱うサイトは導入をオススメします。

3.14:Calculated Fields Form

Calculated Fields Form — WordPress Plugins

サイト上に計算機を設置できるプラグインです。

数値や何かしらのパラメーターを入力してもらうことで、
あらかじめ設定しておいた演算を行い結果を出力します。

例えば、体重と身長を入力してもらうことでBMIを出力する計算機を設置したり、
性別や体重などを入力してもらうことで1日の消費カロリーを出力する計算機を設置したり、
複雑な計算を強いる場合に便利なプラグインです。

3.15:P3 (Plugin Performance Profiler)

P3 (Plugin Performance Profiler) — WordPress Plugins

どのプラグインがどれだけ負荷を与えているのかを計測できるプラグインです。

WordPressが重いと感じた時、
プラグインをたくさん入れているなら、このプラグインを使い、
何か大きな負荷がかかっていないか確かめましょう。

4:アドセンスの設置に便利なプラグイン

アドセンスの設置にはプラグインを使う必要はありませんが、
楽に設置できるので、あまり慣れていない人はプラグインを使うと良いでしょう。

4.1:AdSense Manager

AdSense Manager — WordPress Plugins

アドセンスのコードをショートコード化して記事中にて簡単に使用することができるプラグインです。

記事中のアドセンスは、あらかじめこのプラグインで生成したコードを使っていれば、
いざ変更する際にも一括で設定自体をいじればいいので手間がかかりません。

記事中に主で動で設置する際には是非活用して下さい。

使い方はこちらに詳しく説明しています。
記事中にアドセンスを配置するプラグインAdSense Managerの使い方

4.2:Master Post Advert

Master Post Advert — WordPress Plugins

moreタグの位置に自動で任意のコードを挿入することが出来るプラグインです。

このプラグインを活用することで、
簡単に記事中にAdSenseを表示させることが出来ます。

ただし、このプラグインではPCとスマホを切り替えるPHPを使用できないため、
あまりおすすめできません。

どうしても設置できない場合に使いましょう。

ちなみに、プラグインを使わずにmoreタグにPCスマホで別々のアドセンスを表示させる方法はこちら。
記事上部のmoreタグにアドセンスを挿入する方法【PC・スマホ切り替え】

あとがき

以上、本当におすすめのプラグイン40個をご紹介しました。

定番のプラグインも多かったと思いますが、
今まで知らなかったプラグインもあったのではないでしょうか?

また、冒頭で言いましたが、
プラグインの入れ過ぎはサイトの負荷につながるので、
本当に必要だと思ったものだけインストールしましょう。

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