こんにちは、ほわいとです。
今回はWordPressのパーマリンク設定について説明していきます。
記事ページにおける、
トップレベルドメイン以下のURLのことで、
WordPressを開設してから記事を投稿する前に設定するべき項目です。
このブログでは、
『https://ad-note.jp/462.html』
というように、【記事番号.html】と設定しています。
結論から言うとパーマリンク設定は各人の好みによるところが9割くらいを占めるので、
ようは何でも構いません。
SEOとはほぼ関係ない部分ですしね。
特にこだわりがなければデフォルトの、
『/?p=123』でも十分です。
これが少し不格好だなと思ったら、
このブログのように『/123.html(/%post_id%.html)』といった感じにするのをおすすめします。
では、詳しく解説していきます。
1:一度決めたパーマリンクは変更してはならない
解説に入る前に、
絶対に頭に入れておかないといけないことは、
「最初に決めたパーマリンク設定の変更はしてはいけない」ということです。
これを変更してしまうと、
既存の記事全てのURLが変わってしまいます。
言ってしまえば、
記事の内容は変わらなくても、別の記事が生成されたようなものです。
これによりこのようなデメリットが生じます。
- SNSシェア数のカウントがリセット
- SEOパワーがリセット(前のURLからのリダイレクトで、ある程度元には戻るが)
- リダイレクト設定の手間
なので、冒頭でパーマリンクはなんでもいいと言いましたが、
最低限納得した上で決めるようにしましょう。
2:NGなパーマリンク設定
次に後悔しないために、
個人的に非推奨のパーマリンク設定についてお話します。
- 『/2016/02/sample-post/』など、日付が入ったパーマリンク
- 『/%category%/・・・』など、カテゴリ名が反映されるパーマリンク
- 『/WordPressのパーマリンク設定/』など、タイトル(日本語)が入っているパーマリンク
2.1:日付が入ったパーマリンク
日付が入ったパーマリンク設定のメリットとして考えられることは、
ユーザーに「新しい記事」or「古い記事」というのを伝えることが出来ることです。
しかし、それが役立つことはあまりありません。
強いて言うなら、
常に時事性の高い記事を書く時くらいですね。
一般的なテーマでアクセスをいっぱい集めたい場合、
古い記事でも、修正して新しい記事のように見せるのが大事になることがあるので、
日付が入ったパーマリンクはおすすめしません。
2.2:カテゴリ名が反映されるパーマリンク
『/%category%/』は、その記事のカテゴリを自動で取得してURLに設定するタグです。
メリットとして、Google Analyticsでアクセス解析をする際、
カテゴリ毎にデータを比較できるという点が挙げられます。
URLに含んだ特定の文字列で検索して抽出することができるので、
カテゴリが増えてきた時、それぞれデータを比較しやすいという点があります。
また、ユーザーにもブログの構造を理解してもらいやすいというのもあげられますね。
では、何故僕がこのパーマリンクを推奨しないのか?
それは、記事のカテゴリを変更できないからです。
カテゴリを変更してしまうと、
URLが変わり、『一度決めたパーマリンクは変更してはならない』で挙げたデメリットを
被ってしまうのです。
最初からブログの全体の構成が決まっており、
絶対にカテゴリを変更しないという自信があるのなら構いませんが、
中々それを貫き通せるブログはありません。
ブログのボリュームが増えてきて、
カテゴリを細分化したくなったり、
しっくりこなくて変更したくなったりすることがあるはずです。
だから、カテゴリ名を反映させたパーマリンクは個人的にはオススメしません。
2.3:日本語が入っているパーマリンク
『%postname%』を入れることで、
記事タイトルがそのままURLになります。
これは一見シンプルなURLですが実際には以下の文字列を変換したものです。
『http://~/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E8%A8%98%E4%BA%8B/』
日本語の場合、
実際にネットへアクセスする過程で従来のドメインと互換性のあるPunycode形式に変換されるのです。
SNS上だと、このPunycode形式でリンクが表示されるので、
拡散されにくいですし、場合によってはアクセスできず404エラーになることもあります。
なので、日本語を含むパーマリンク設定はオススメしません。
3:おすすめパーマリンク設定
では次におすすめのパーマリンク設定をご紹介します。
個人的には以下の2つ。
- /%postname%/(半角英数字のURLを記事ごとに個別に設定)
- /%post_id%.html(123.html)
3.1:半角英数字のURLを記事ごとに個別に設定
前述した通り『%postname%』とすることで、
記事タイトルがそのままURLになりますが、
これは投稿画面から個別に編集することが出来ます。
これを半角英数字にすることで、
記事タイトル日本語URLのデメリットが解消されます。
また、ユーザーに記事の内容を分かってもらいやすいですし、
自分でもURLだけで記事を判別できるので、
アクセス解析しやすいというメリットが有ります。
ただ、そこまで大きなメリットではないので、
毎回URLを考えるのも面倒くさいという場合、次のパーマリンク設定をおすすめします。
3.2:/%post_id%.html(123.html)
『/%post_id%.html』と設定することで、
特に何も考えなくても単純なURLが割り当てられます。
デメリットとしては、
URLだけではどんな記事なのか、
自分にもユーザーにも分かり難いということです。
しかし、実質そこまで大きなデメリットではありませんし、
長年ブログを運営してきてこれで困ったことはありません。
特にこだわりがなければ、
このように設定してしまいましょう。
あとがき
以上、おすすめなパーマリンク設定についてご紹介しました。
パーマリンクについては、
『途中で変更したらいけない』ということだけ頭に入れておけば、
失敗することはそうそうありません。
URLもブログのデザイン同様、個人の好みの範疇なので、
そこまで難しいことを考えずに決めてしまいましょう。
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