アドセンスの「ページ単位の広告」の収益性とSEOマイナス評価の懸念について

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こんにちは、ほわいとです。

今回はアドセンスのページ単位の広告『アンカー広告』『モバイル全画面広告』について、
「収益性はどの程度のものなのか」
「ユーザビリティの低下によるSEOマイナス評価になることは考えられるのか」
などについて僕の事例や考えを述べていきます。

ネットの情報を見る限りでは、
「アンカー広告はいいけどモバイル全画面広告は鬱陶しいから使わないほう良い」
という意見が多いかなと思いました。

しかし、僕の考えとしては、
モバイル全画面広告は十分収益になりますし、
そこまでユーザビリティを阻害するものでは無いと思っています。

むしろ、どちらかと言うとアンカー広告の方が問題ではないかなと。

それでは、この理由について説明していきます。

1:ページ単位の広告とは

ページ単位の広告とは、
2016年4月より新たにGoogle AdSenseの広告として掲載できるようになった、
モバイル端末専用の広告のことです。

ページ単位の広告は、
画面下部の追尾広告『アンカー広告』とページ遷移時に表示される『モバイル全画面広告』
この2種類があります。

「オーバーレイ広告」や「インタースティシャル広告」と言う方が一般的ですね。

オーバーレイ広告とインタースティシャル広告

1.1:アンカー広告、モバイル全画面広告の特徴

簡単に特徴を述べると以下の通りです。

  • アンカー広告
    • スマホの画面下部にスクロールしても追尾する形で常時表示される
    • 広告上部を下にスワイプすることで非表示にできる
    • 非表示にしてもサイトを遷移すると再び表示される
    • サイズは320×50(モバイルビッグバナー)
    • サイト内の全ページで表示される
    • 「1ページ3枠まで」の規約の1枠にはカウントされない(アンカー広告を含めれば、最大1ページに4つのアドセンス)
    • 公式曰く、「ユーザーにとって利便性が高い時のみ表示される」(僕の場合、表示回数はAnalyticsで確認したモバイルのページビューの“1/3”程度)
  • モバイル全画面広告
    • サイトが読み込まれる際に全画面に表示される
    • ページの遷移時に表示される(サイト閲覧開始時には表示されない)
    • 公式曰く、「ユーザーにとって利便性が高い時のみ表示される」(僕の場合、表示回数はAnalyticsで確認したモバイルのページビューの“1/30”程度)

これらは<head>または<body>タグ内に1つのコードを貼り付けるだけで適応することができ、
後は管理画面から任意に表示・非表示が設定できます。

両方表示orアンカー広告(全画面広告)のみ表示or両方非表示など。

サイトごとに区別せずに同じコードを用いるので、
現状はサイトごとに設定を変更することはできないようです。

1.2:収益性について

続いて、これらがどれだけの報酬が見込めるのか、
その収益性について述べていきます。

あくまで僕の場合ですが、
今のところ収益はこんな感じになっています。

  • アンカー広告:モバイルPV×0.01円
  • モバイル全画面広告:モバイルPV×0.025円

アンカー広告に比べてモバイル全画面広告は1/10程度の表示回数にも関わらず、
収益は約2.5倍です。

単価(CPC)、クリック率(CTR)ともに全画面広告の方が大幅に上回っています。

収益性に関してはともに通常のアドセンス3枠には大きく劣るものの、
それなりのものは見込めます。

1.3:SEOのマイナス評価の懸念について

さて、
ページ単位の広告がまずまずの収益が見込めることが分かってもらえたかと思いますが、
問題はSEO面のマイナス評価についてです。

広告自体ユーザーから嫌われるものですが、
中でも全画面広告(インタースティシャル広告)は特に鬱陶しがられるものです。

2015年にはインタースティシャル広告が一部、モバイルフレンドリーではないとみなされ(非スマホ対応)、モバイルの順位が落とされる可能性があると発表されました。

Google、アプリダウンロードのインタースティシャルを設置しているページはモバイルフレンドリーとみなさないことを決定。モバイル検索で順位ダウンも | 海外SEO情報ブログ

これは初回訪問時にアプリダウンロードを促すインタースティシャル広告なので、
かなり限定的で、アドセンスとは一切関係ありません。

しかし、インタースティシャル広告はそれだけ、
ユーザビリティを阻害する可能性があるということです。

流石にアドセンスがSEOに直接的なマイナス評価になることはないでしょうが、
ユーザビリティの低下が間接的にマイナス要因になることも考えられます。

なので最初は僕も導入する気はなかったのですが、
試しに使ってみたところ、この考えは一変しました。

表示回数、クリック率、クリック単価を考えると、
そこまでユーザビリティに影響はないのかなと思います。

僕自身インタースティシャル広告が表示されるサイトはそれだけで良い印象を持ちませんが、
30回に1回しか表示されなければそんなに気にならないかなと。

むしろアンカー広告の方が鬱陶しいかもしれませんね。

また、クリック率がこれ程高いということは、
よっぽど条件が良い時しか表示されないのだと思いますし、
単価が高いことからも、誤クリックも少ないことが考えられます。

実際、離脱率やページ滞在時間に一切影響はないので、
僕はとりあえず両方設置したままで行こうかなと思っています。

2:ページ単位の広告の設置方法

最後にページ単位の広告の設置方法やテスト、レポートの確認について説明していきます。

アドセンス管理画面から、
【広告の設定>ページ単位の広告>コードの取得】

アンカー広告、モバイル全画面広告の表示/非表示は【ステータス】で切り替えられますが、
いつでも変更できるので、まずはコードを貼ってしまいましょう。

ページ単位の広告の設置方法

ページ単位の広告の設置方法

コピーしたコードを指定の場所に貼り付けます。
WordPressの場合、「header.php」の</head>の上に貼るといいでしょう。

ページ単位の広告の設置方法

 

設置が終われば、テストをしましょう。

ページ単位の広告の設置方法

ページ単位の広告の設置方法

説明にある通り、携帯端末でサイトURL末尾に「#googleads」を付けてアクセスすると、
正しく設置できていた場合はページ単位の広告が表示されます。

PCの場合はChromeのデベロッパーツールなどからでも確認できます。

ページ単位の広告の設置方法

ページ単位の広告の設置方法

 

また、ページ単位の広告のレポートは以下のリンクから確認できます。

ページ単位の広告の設置方法

あとがき

以上、アドセンスの「ページ単位の広告」の収益性とSEOの影響について、
僕の考えを述べていきました。

モバイル全画面広告について、導入する前に最初から「害悪」と決めつけて使っていないのであれば、
個人的にすごくもったいないと思います。

僕自身、最初はデータを取るためだけに導入していたのですが、
ここまで表示回数を抑えて高いRPMになるよう最適化されるとは思っていませんでしたからね。

実際に使ってみないと分からないことが多いです。

ただ、やはり最後は自分自身で考えて導入の是非を決断してください。

サイトによって収益性も変わってくると思いますし、
どこまで広告を許容できるのかは人それぞれです。

また、ページ単位の広告はあまり情報が無いので、
収益性に関するデータや、ユーザビリティに関して僕の考えとは異なる意見などあれば、
是非コメントしていただけると助かります。

また、アドセンスに関する事は以下のページにまとめているので、こちらもご覧ください。

>>Google AdSenseで稼ぐために必要な知識<<



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