こんにちは、ほわいとです。
今回は、ブログを立ち上げる際に最初に考えないといけないこと、
ブログタイトル(サイト名)の付け方について説明していきます。
少しややこしいですが、ブログ記事のタイトルではなく、
ブログ(サイト)そのもののタイトルのことです。
まず、多くの人がよく分かっていないと思われる、
「ブログタイトルが何に影響してくるのか」についてお話していき、
後半でブログのタイプ別名前の付け方を説明します。
1:ブログタイトルは何に影響してくるのか?
まず、ブログタイトルがどんなことに影響してくるのか、
どんな役割があるのかについて見ていきましょう。
ブログのタイトルは主に2つのことに影響を与えます。
- 特定のキーワードによる検索エンジン集客
- ユーザーの印象(ブランディング)
1.1:特定のキーワードによる検索エンジン集客
ブログタイトルに入れたキーワードで、
検索エンジンから集客することが出来ます。
主に、以下の2つ。
- ブログタイトルに含んだキーワードでトップページに集客
- 「記事タイトル|ブログタイトル」とすることで、各記事に自然にキーワードを挿入して複合キーワードで集客
例えば、「SEO ブログ」で検索すると、
「海外SEO情報ブログ」という、
SEOで著名な鈴木謙一さんのブログトップページが上位表示されます。
このように、検索エンジンからブログトップページへの流入は、
ブログタイトルによるところが大きいです。
次に、「パンダアップデート SEO」と検索すると、
2位に鈴木さんのブログの、記事ページが上位表示しています。
「Googleパンダアップデートのすべて」という記事タイトルに、
ブログタイトルの「海外SEO」を自然な形で挿入しているのが分かりますね。
これにより、記事ページでも【SEO】に関連するキーワードを拾えているのです。
こういった感じで、
“トップページでの特定のキーワードの集客”
“記事ページで特定のキーワードを含んだ複合キーワードの集客”
これらがブログタイトルによって可能となるのです。
特に、特化型ブログにおいて、
ブログ全体で特定のキーワードを狙う場合は、
ブログタイトルにキーワードを含ませることで検索エンジンからの流入が見込めます。
1.2:ユーザーの印象(ブランディング)
ブログのタイトルは、そのブログのブランディングに繋がります。
インパクトのある名前だったら多くの人にそのブログを覚えてもらえますし、
ブログのジャンルや内容を含んだ名前だとブログ訪問者に即座にブログの内容を分かってもらえます。
例えば、個人的にブランディングに成功していると思う有名ブログとしては、
以下のものが挙げられます。
- まだ東京で消耗してるの?
- この尖ったタイトルは見ただけで何かしら感情を動かされるので印象に残りやすいですし、運営者のイケダハヤトさんのキャラクターと相まって一層インパクトが強くなっています。
- gori.me(ゴリミー)
- ドメインの「http://gori.me」と相まって、何故か頭から離れないブログ名です。さらにブログの正式な名前は『gori.me(ゴリミー) | iPhone・Mac・iPad・WatchなどのApple情報を中心とした最新ITニュースや商品レビューをお届け!』きっちりキーワードも狙っています。
- バズ部
- 短く覚えやすい名前のため、検索エンジンで入力するのに手間がなく、気軽に訪問することができます。他の追随を許さないくらい圧倒的なコンテンツなのに、ブログタイトルがシンプルというこのギャップが、一層記憶に残りやすくしている要因のような気がします。
ただ、これらはあくまで前提として、
秀でたブログコンテンツがあるということです。
ブログのタイトルだけで印象に残ることなどなく、
まずブログのコンテンツが強く印象付けられ、
そこからブログのタイトルと結びつけられるのです。
2:ブログのタイトルの決め方
では次にブログタイトルの決め方について具体的に見ていきましょう。
まず一番に考えないといけないので、
これから作るブログがどういうタイプに分類されるのかということです。
- 特定のキーワードを狙った特化型ブログ
- 自分を売り出しているブログ
- ブランディングをしてリピーターを狙っていくブログ
- その他(リピーターが見込めないごちゃまぜブログ)
2.1:特定のキーワードを狙った特化型ブログ
ブログ全体として、特定のキーワードを狙う場合、
そのキーワードを入れたブログタイトルにしましょう。
そうすることで、
トップページ及び記事ページがそのキーワードで上位表示しやすくなります。
例えば、下図は僕が運営するとある漫画アニメ作品特化ブログの1ヶ月のデータですが、
トップページのPVがブログ全体の3割以上で、検索エンジンからの流入は、半分以上がトップページです。
通常のブログではこういうことはまずあり得ませんが、
ブログタイトルに狙ったキーワードを入れればトップページでアクセスを集めることが出来ます。
2.2:自分を売り出しているブログ
情報発信をしているアフィリエイターに多いですが、
ブログよりもその人自身の名前で覚えられる場合、
ブログに自分の名前を入れることでアクセスをしてもらえます。
実際このブログも、
一見『ad-note』という名前ですが、
タイトルタグには僕自身のハンドルネーム『ほわいと』を入れています。
これによって、「ほわいと トレンドアフィリエイト」
などで検索する人のアクセスを集めているのです。
2.3:ブランディングをしてリピーターを狙っていくブログ
ブログを覚えてもらったり、
興味を持ってリピーターになってもらうためには、
インパクトがある言葉や、語呂の良い造語をタイトルにしましょう。
上述しました、
「まだ東京で消耗してるの?」「gori.me(ゴリミー)」「バズ部」なども
これに当たります。
また、ヘッダーを画像に差し替えることで、
見た目上のブログタイトルではインパクトのあるタイトルにし、
タイトルタグにはキーワードや自分の名前を含めたものを設定することも出来ます。
2.4:その他(リピーターが見込めないごちゃまぜブログ)
その他のブログについて説明します。
特化型ブログでキーワードを狙うわけでもなく、
自分を出しもしないし、ネタに一貫性がなくリピーターが付きにくいブログです。
例えば、
各記事ページで検索数の多いキーワードをひたすら狙っていくトレンド(アドセンス)ブログや、
特に一貫性がない物販アフィリのブログなどですね。
そんなブログはどんな名前にしてもブランディングにもならず、SEOにも何も影響しないので、
特に名前は気にする必要もありません。
強いて言うなら、
自分の愛着のわく名前にしましょう。
あとがき
以上、ブログタイトルの決め方についてでした。
まとめると、以下のようになります。
- 特定のキーワードを狙った特化型ブログ
- キーワードを含んだタイトルにすることで、そのキーワードによるトップページへの検索流入増、そのキーワードを含む複合キーワードによる記事ページヘの検索流入増を狙う
- 自分を売り出しているブログ
- 自分の名前を含むタイトルにすることで、自分の名前で検索する人にアクセスしてもらう
- ブランディングをしてリピーターを狙っていくブログ
- インパクトがある言葉や、語呂の良い造語をタイトルにすることで、ブログに興味を持ってもらったり、覚えてもらいやすくする
- その他(リピーターが見込めないごちゃまぜブログ)
- ブログタイトルは特に何にも影響しないので、自分の愛着のわく名前をつける
最後に重要なこととして「特定のキーワードを狙ったブログ」以外は、
ブログタイトルがアクセスに影響することはほとんどない、
ということを頭に入れておきましょう。
もしかしたら、「アクセスが多い有名ブログはどれもタイトルがいい」と思うかもしれませんが、
それはあくまで結果論です。
有名であるからタイトルに注目される機会が多いですが、
タイトルのお陰で有名になったり、アクセスを集められているなんてブログは1つもありません。
どれもコンテンツが何かしら突き抜けていたから、有名になったにすぎないのです。
実際、アクセスは膨大に集めているのに
ブログタイトルはパッとしないものなんていくらでもありますし、
その逆にブログタイトルだけ秀でているものも然りです。
それだけは注意しましょう。
また、ブログタイトルはドメイン名の決め方と似たものがあるので、
是非こちらも合わせてご覧ください。
➡独自ドメインの.com .net など種類や意味・ドメイン名の決め方
コメント
すごく参考になりました!